【2月11日 CGTN Japanese】国際銀行間通信協会(SWIFT)がこのほど発表した報告書によりますと、2021年12月の国際決済における人民元のシェアは2.70%に上昇し、世界4位の国際決済通貨となりました。人民元が国際決済通貨ランキングで日本円を抜いたのは、中国人民銀行が「人民元レート改革」を実施した2015年8月以降、初めてだということです。

 SWIFTの報告によりますと、2021年12月の主要通貨による決済額は、米ドルが40.51%、ユーロが36.65%、英ポンドが5.89%で上位を占め、日本円のシェアは2.58%に低下し5位となりました。人民元の世界決済シェアは、昨年11月の2.14%から12月は2.70%に上昇しました。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News