【2月11日 AFP】ドーピング検査で陽性だったことが判明したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(Kamila Valieva)について、ロシア五輪委員会(ROC)は11日、ワリエワには北京冬季五輪に出場する権利があると主張し、獲得した団体戦の金メダルも無効になるべきではないと述べた。

 ROCはワリエワについて「スポーツ仲裁裁判所(CAS)が反対の裁定を出すまでは、完全に制限なく、練習を行い、大会に参加する権利を有する」とコメントを発表。検査が行われたのは五輪の前であるため、団体戦で獲得した金メダルは「自動的な見直しの対象」にはならないとした。(c)AFP