北京の新規採用者の平均給与は21万円 深セン、上海は16万円
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【2月13日 CNS】中国の職業紹介プラットフォーム「58同城」によると、中国で2021年第4四半期(9~12月)の新規採用者の平均月収は前年同期比3.3%増の8098元(約14万7099円)だった。このうち北京市の企業は17.8%増の1万2109元(約21万9958円)。深セン市(Shenzhen)と上海市の企業は9000元(約16万3484円)を超えた。
企業の求人が活発な職種トップ10は①一般労働/技術労働②物流/倉庫③ドライバー/運送サービス④人事/管理/内勤⑤ハウスキーピング/セキュリティ⑥飲食⑦販売⑧品質管理/安全防犯⑨スーパーマーケット/デパート/小売り⑩生産管理/研究開発。新型コロナウイルスを抑制している効果とオンライン消費の急増により長距離輸送が増え、物流/倉庫とドライバー/輸送サービスの求職が大幅に増加した。
一方、2021年第4四半期の求職者の申請件数は前年同期比から21.4%増加。北京市と深セン市が特に人気が高い。希望職種のトップ10は①一般労働/技術労働②ドライバー/輸送サービス③人事/管理/後方勤務④飲食⑤スーパーマーケット/デパート/小売り⑥ハウスキーピング/セキュリティ⑦物流/倉庫⑧販売⑨財務/監査/統計⑩カスタマーサービス。このうちトップ3は前年同期比で20%以上の伸びを示している。
人気職種のうち、ドライバー/輸送サービスの平均月給は1万1285元(約20万4990円)で、物流/倉庫は1万678元(約19万2500円)、生産管理/研究開発は1万649元(約19万3964円)。ドライバー/輸送サービスと物流/倉庫は人手不足で給与を引き上げている。一般労働/技術労働も9700元(約17万6199円)に達している。(c)CNS/JCM/AFPBB News