【2月8日 CGTN Japanese】中国東部、山東省(Shandong)青島市(Qingdao)の青島科技大学の研究チームが、世界で初めて、琥珀(こはく)の中から1億年も前に生きていたとみられる花を発見しました。関連の研究結果はこのほど国際的な学術誌「ネイチャープランツ(Nature Plants)」に掲載されました。

 これらの琥珀は、ミャンマーで発見されました。X線などを利用して検査した結果、琥珀の中から植物の枝や花、実、葉などの化石が確認されました。東南アジアの有花植物の進化やプレート運動についての貴重な研究材料とされています。

 また、琥珀の中から発見された植物は、南アフリカに現存するフィリカ(phylica)属の植物の先祖とみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News