【2月7日 CGTN Japanese】中国文化・観光部の発表によりますと、今年の春節(旧正月)7連休中の国内旅行者数は延べ2億5100万人、国内観光収入は2891億9800万元(約5兆2400億円)に達したということです。

 春節期間中は、親族・友人訪問や都市部でのレジャー、田舎での休暇などが主流となっていました。統計によりますと、省内での旅行と省をまたいだ旅行の割合はそれぞれ78.3%と21.7%でした。近距離のマイカー旅行やファミリー旅行、テーマパーク旅行、ウインターレジャー旅行など近場でのレジャーの増加が顕著で、北京近郊の民宿には予約が殺到し、前年に比べ2.4倍に増えたということです。

 また、北京冬季オリンピックへの熱気が高まる中、ウインタースポーツを中心としたウインターレジャーを楽しむ旅行が今年のはやりとなり、それにともなって周辺の温泉や無形文化遺産体験、レストランやホテルなどの利用者数が増加しました。このほか、デジタル技術やスマートツーリズムを背景に、各地でオンラインの展覧会や芸術公演、講座などが次々と開催されました。メッセージアプリ「微信(ウィーチャット、Wechat)」やOTA(オンライン旅行会社)のプラットフォームなどを通じて、観光客に予約や人数制限、感染症対策、管理サービスなどについての情報が速やかに提供され、科学的な管理が実現できていたということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News