【2月7日 CNS】「氷玉環(Bingyuhuan)」と原生態保護を目玉とする中国国家クロスカントリースキーセンターは準備が整い、冬季オリンピックの開幕を待っている。

 中国国家クロスカントリースキーセンター競技場インフラマネージャーの李振竜(Li zhenlong)氏によると、同センターは河北省(Hebei)張家口市(Zhangjiakou)崇礼区(Chongli)冬季オリンピックの中心地の古楊樹競技施設群の南東の谷に位置し、西から東へ順に競技場運営総合区、選手総合区、競技場技術棟、競技場メディアセンター、中継総合区となっているという。

 北京冬季オリンピック期間中、同センターでクロスカントリーとノルディック複合の2種目が行われ、それぞれ12枚と3枚の金メダリストが決まる。最新の競技日程によると、2月5日午後に行われるクロスカントリー女子ダブルスパーシュート(7.5キロ伝統技+ 7.5キロフリースタイル)種目で、初の金メダリストがここで決まるという。

 張家口競技エリアの古楊樹競技施設群の上空から眺めると、「雪如意(Xueruyi)」と中国国家バイアスロンセンター、中国国家クロスカントリースキーセンターを結ぶ「氷玉環」という美称がある高架式歩行者通路がとても目を引く。中国国家クロスカントリースキーセンターはまさに「氷玉環」の端にある「雪リボン」のように、山の勢いに沿って、緑の山々の間に横たわっている。

 北京冬季五輪組織委員会企画建設部競技場建設二処副処長、古楊樹競技施設群マネージャーの王敬先(Wang Jingxian)氏によると、同施設群の最大の目玉の一つは「氷玉環」だ。「氷玉環」の中央にある「雪如意」から出発し、この「C」字の散歩通りを経由すれば、中国国家クロスカントリースキーセンターなど3競技場と山地中継センター、技官ホテルの間を往来することができる。同施設群のメインエントランスと各競技場の間を行き来する観客にとって便利なものとなるだろう。

「『氷玉環』は古楊樹競技施設群の3競技場を連結するための『独創的な発明』だ。その上を歩けば、3競技場の全体像を見ることができ、『自由に歩ける』観客席と言うに足る」と、王氏は述べた。

「最低限のエコフットプリントに留める」という理念の下、中国国家クロスカントリースキーセンターを山林に痕跡を残さず建設し、「氷玉環」という氷雪の「玉リボン」の南東端に緑を残した。

「中国国家クロスカントリースキーセンターは最も手つかずの自然に近い競技場だ」。李氏によると、同センターのコース設計は、コースの幅と傾斜度の要求を満たすと同時に、自然の地形を十分に尊重し、既存樹木を最大限に生かしたという。エコへの配慮のほか、雪道を効果的に保護できるし、森を利用して選手が滑走する際に受ける抵抗を減らすこともできる。

 また、106ヘクタールの敷地に多くの建物がある競技場のうち、技術棟だけが恒久的な建物で、残りは全部仮設だ。こうして人間、工事と自然環境の調和を実現するだけでなく、競技場の試合後の利用にも便利で、北京冬季オリンピックの「グリーンオリンピック」という理念にも合う。(c)CNS/JCM/AFPBB News