【2月3日 AFP】男子テニスのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が2日、「4月か5月」までに復帰できるかどうか分かる見通しだと明かした。

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 四大大会(グランドスラム)通算20勝を誇る40歳のフェデラーは、昨年7月に行われたウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)準々決勝でホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)に敗れてから膝にメスを入れて戦列を離れている。

「力強く戻ってきて、持っているものを出し尽くしたい」と復帰に意欲を見せたフェデラーは、「ここからの数か月は非常に興味深く重要な時間になる。4月か5月までにもっとたくさんのことが分かるだろう」と話した。「まだ意欲はある。仕事へのモチベーションは高い」

 2021年は13試合しかしなかったフェデラーは、2020年にも膝を手術しており、この年プレーしたのはわずかに6試合だった。かつて1位に君臨した世界ランキングは現在30位まで落としている。

 自身のスポンサーであるスイスの金融大手クレディ・スイス(Credit Suisse)のビデオ会議でフェデラーは、「あしたもジムに戻る。できる範囲で最大限努力しているので、歩みは少し遅くても楽しい時間を過ごしている」と話した。

「もっとピッチを上げたいが、ドクターやみんながブレーキをかけるんだ」 (c)AFP