自転車世界女王、昏睡状態続く 練習中に頭部大けが
発信地:ハーグ/オランダ
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【1月28日 AFP】先月に練習中の事故で頭部に重傷を負ったUCIトラック世界選手権(2021 Track Cycling World Championships)王者のアミー・ピーテルス(Amy Pieters、オランダ)について、所属チームのSDワークス(SD Worx)は27日、依然として人工的な昏睡(こんすい)状態に置かれていると明かした。
昨年の世界選手権で女子マディソンを制したピーテルスは、スペイン・カルペ(Calpe)でのトレーニング中にチームメートと交錯して激しく転倒。その日のうちに同国南東部の都市アリカンテ(Alicante)近郊の病院で手術を受けた。
医師は当初、昨年のクリスマス直前にピーテルスを昏睡状態に置いた際、数日のうちに覚醒させることを目指していた。
SDワークスによると、ピーテルスは今月6日にオランダへ移され、現在は補助なしで呼吸できているものの、回復の兆しはほとんど見られないという。チームは「状況にほとんど変化はない。自力で呼吸しているが現在も意識はない」と報告し、「今後のことは依然として予測できない」とした。(c)AFP