ツール元王者ベルナル、バス衝突事故で手術も「意識あり」
発信地:ボゴタ/コロンビア
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【1月26日 AFP】24日にコロンビア・ボゴタ郊外でバスと衝突して緊急手術を受けた、自転車ロードレースに参戦するイネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のエガン・ベルナル(Egan Bernal、コロンビア)について、病院の医師は25日、「意識がある」と発表した。
ベルナルが救急車で搬送されたサバナ大学クリニック(Clinica Universidad de La Sabana)によると、同選手は「意識があり、四肢には可動性」があるとしており、「手術後の経過は良好」だという。
またチームは、ベルナルが「昨夜、右脚を医学的に固定し、椎骨骨折を安定させるための手術を2回にわたって受けた」と発表。さらにSNSで「気胸」があるとも明かした。
2019年にツール・ド・フランス(Tour de France 2019)で総合優勝を果たし、昨年のジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2021)も制している25歳のベルナルは、コロンビアの首都ボゴタから約30キロ離れたガチャンシパ(Gachancipa)でチームメートとトレーニング中に事故に遭った。(c)AFP