【1月25日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、ワトフォード(Watford FC)のクラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)監督が24日、就任からわずか14試合で解任された。

 イタリア出身で70歳のラニエリ氏は、前任者であるシスコ・ムニョス(Xisco Munoz)氏の解雇を受けて、昨年10月にワトフォードに招聘(しょうへい)された。

 しかし、短い在任期間で勝ち点7の獲得にとどまり、ホーネッツ(Hornets、ワトフォードの愛称)の成績を改善することはできなかった。

 ワトフォードは前週、リーグ下位を争うノリッジ・シティ(Norwich City)に0-3で敗れており、ラニエリ氏は就任わずか112日でクラブが降格圏内に転落した代償を支払った。リーグ戦ここ8試合で7敗を喫し、残留圏内と勝ち点2差の19位に沈んでいるワトフォードは、直近の公式戦9試合でも勝ち星がなく、これは2014年以降のクラブワースト記録となっている。

 ワトフォードはリーグ最下位のバーンリーFC(Burnley FC)と対戦する来月5日までに、次期監督が就任することを望んでいる。

 その候補者としては、昨年5月にスペイン1部リーグのグラナダ(Granada CF)の指揮官を退いたディエゴ・マルティネス(Diego Martinez)氏の名前が挙がっている。(c)AFP