【1月22日 AFP】女子テニス元世界1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)が、連覇を目指した全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)の女子シングルスで3回戦敗退を喫したことを受け、世界ランキングが80位以下まで急落する見通しとなった。

 21日の3回戦で世界60位のアマンダ・アニシモバ(Amanda Anisimova、米国)と対戦した大坂は、一時2本のマッチポイントを握ったが6-4、3-6、6-7(5-10)で逆転負けした。

 現在は14位で、すでに自身の基準を下回る順位となっているが、今大会の早期敗退でさらにランキングを落とすことになった。

 80位を下回るのは2016年8月以来となるが、本人はランキングの下降について「あまり心配していない」と話す。

 負けはしたものの内容には満足しているという大坂は、「このようなプレーを1年通して続けられれば、(ランキングは)おのずと必要なところまで上がると思う」とし、「やるべきことに集中して、一生懸命努力するのみ。そうすれば、しかるべきところに到達できると思う」と語った。(c)AFP