【1月6日 AFP】米東部ペンシルベニア州フィラデルフィア(Philadelphia)で5日、3階建ての公営住宅で火災が発生し、子ども7人を含む13人が死亡した。地元消防当局が発表した。

 フィラデルフィア消防局のクレイグ・マーフィー(Craig Murphy)副総監は、救助活動が続いているため、死者数は変動する可能性があるとしている。死亡者の他、2人が病院に運ばれ、8人が無事避難したという。

 マーフィー氏は、自身の35年間のキャリアで最悪の火災だと説明。火災の原因は明らかになっておらず、調査中だとした。建物内には火災警報器が四つあったが、どれも機能していなかったという。

 火災は、フィラデルフィアの公営住宅当局が所有する住宅で発生した。地元紙フィラデルフィア・インクワイアラー(Philadelphia Inquirer)は警察の話として、住宅は二戸建てアパートに改築されていたとしている。マーフィー氏によれば、1階に8人、2~3階に18人の計26人前後が住居していた。(c)AFP