「ロシア侵攻なら断固とした措置」 米大統領、ウクライナ大統領と電話会談
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【1月3日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は2日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領と電話会談を行った。ホワイトハウス(White House)によると、ウクライナにロシアが侵攻した場合、米国は「断固とした措置を取る」と伝えた。
ロシアがウクライナ国境で部隊を増強する中、ジェン・サキ(Jen Psaki)米大統領報道官はバイデン氏が「ロシアがウクライナに侵攻すれば、米国は同盟国とともに断固とした措置を取る」と明言したと述べた。
バイデン氏は先週、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に対し、ロシアがウクライナに侵攻すれば重大な結果を招くと警告している。
バイデン氏はゼレンスキー氏に対し「ウクライナなしに物事が決まることはない」という原則を強調し、ウクライナをめぐる交渉が同国抜きで進められることはないとの姿勢を示した。
ゼレンスキー氏は会談後ツイッター(Twitter)に、米国の「揺るぎない支援」への感謝とともに、両国の関係が「特別」であることが示されたと投稿した。
米ロは9~10日、スイス・ジュネーブで高官級会談を行い、ウクライナ問題について協議する予定。(c)AFP