【1月2日 AFP】イタリアサッカー連盟(FIGC)は1日、USサレルニターナ1919(US Salernitana 1919)が同国セリエAから登録抹消される事態を免れたと発表した。クラブの受託者が、新オーナーによるサレルニターナ買収の入札を受け入れたため。

 サレルニターナは、買収の申し入れがなければ同クラブがセリエAから追放されることになる昨年12月31日深夜の期限を目前に、入札が受け入れられた。

 連盟はこの日、AFPに対し「信託証書の条項に従い、昨日(12月31日)の真夜中を前に、受託者がサレルニターナの株式を購入する取り消し不可のオファーを受け入れたと、電子メールでFIGCに通知した」と認めた。

 同連盟によると、新オーナーはペガソ・オンライン大学(Pegaso Online University)の創設者、ダニエレ・イエルボリーノ(Daniele Iervolino)氏。

 この買収提案の受け入れにより、契約成立までの期間が45日間延長されるため、サレルニターナは2月中旬まではセリエAでプレーを継続できる。(c)AFP