マンUがカヴァーニ弾でドロー 指揮官は選手に苦言
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【12月28日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは27日、第19節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は下位ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)と1-1で引き分けた。ラルフ・ラングニック(Ralf Rangnick)暫定監督は試合後、積極性を欠いた選手に苦言を呈した。
アラン・サン・マクシマン(Allan Saint-Maximin)の華麗なゴールで早々に先制されたマンチェスター・ユナイテッドは、敵地セント・ジェームズ・パーク(St James Park)で押される時間が続いたが、後半に途中出場のエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が10月以来となるゴールを奪い、引き分けに持ち込んだ。就任4試合目となったラングニック暫定監督は初黒星を免れた。
7位のままとなったマンチェスター・ユナイテッドは、消化試合数が二つ少ないながらも4位アーセナル(Arsenal)に7ポイント差をつけられている。
ラングニック暫定監督は「きょうのパフォーマンスには全く満足できない。いくつかの局面を除いて試合をコントロールできなかった。勢いやフィジカル、セカンドボールに勝てるかの問題だ。それら全ての領域でベストを出せなかった」とコメントした。
ただ、チーム内で新型コロナウイルスの感染が拡大したマンチェスター・ユナイテッドは、ブレントフォード(Brentford FC)戦とブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)戦が延期となり、11日のノリッジ・シティ(Norwich City)戦を最後に16日間活動が停止していたため、弁解の余地はある。
だが、チームが上位4位以内でシーズンを終えるには、新型ウイルスの混乱に関係なく大幅な改善が必要だと、ラングニック暫定監督は理解しているだろう。
「改善し、フィジカル面をより強化しなければならない」と話したラングニック暫定監督は、「言い訳を探すべきではない」とし、「スピードやテンポ、リズムの点で要求に応えねばならない」と課題を挙げた。
一方、下から2番目の19位に沈むニューカッスルの連敗は3試合でストップ。エディ・ハウ(Eddie Howe)監督の就任後の7試合で最も明るい内容を見せたニューカッスルは、残留圏と2ポイント差となっている。(c)AFP