ビラのジェラード監督がコロナ陽性、2試合で指揮できず
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【12月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアストン・ビラ(Aston Villa)は25日、スティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)監督が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性反応を示したため、この後のリーグ戦2試合でベンチ入りしないことを発表した。
ジェラード監督は試合が予定通りに開催された場合、ボクシングデー(26日)の本拠地でのチェルシー(Chelsea)戦と、28日のリーズ・ユナイテッド(Leeds United)とのアウェーゲームで指揮を執らない。アストン・ビラではクラブ内で感染が拡大しており、18日のバーンリーFC(Burnley FC)戦も延期になっていた。
26日のプレミアリーグでは、すでに3試合の延期が決まっており、そのうちリバプール(Liverpool FC)対リーズ戦は、リーズのクラブ内での感染拡大と負傷者が重なり延期になった。そのため、28日のアストン・ビラとの試合も開催されるかは不透明になっている。
ジェラード監督は22日、起用できる選手が14人しかいない状況で、3日間で2試合を戦わなければならないとすれば「悪夢」だとコメントし、クラブ内の全員が、感染するのではないかと不安になっていると明かしていた。
監督は「週末の時点で、選手の1人が車から降りるのをためらう状況だった。かなり症状が出ていて、小さな子どもがいるからという理由だったが、彼の置かれた状況でそう考えるのは無理もないことだ」と話している。
「誰だってこのウイルスをもらいたくないし、みんな自分の家族を守りたい。これがわれわれの仕事だが、優先すべきはもちろん常に自分の家族だ」
ボクシングデーの試合は、1部から4部までの合計で20試合以上が延期になり、特に2部以下では一部の試合しか開催されない状況になっている。(c)AFP