世界4位プリスコバが全豪OP欠場、合宿中に右前腕骨折
発信地:プラハ/チェコ
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【12月17日 AFP】女子テニス、世界ランキング4位のカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)がトレーニング中に前腕を骨折し、来年1月に行われる全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)を欠場することになった。マネジャーのミハル・フルドリチカ(Michal Hrdlicka)氏が16日、明らかにした。
プリスコバの夫でもあるフルドリチカ氏は「スペインで行っていた練習合宿のフィットネスルームで、カロリーナが橈骨(とうこつ)を骨折した」と明かし、治療は約4週間かかることも付け加えた。同選手が四大大会(グランドスラム)を欠場するのは、2012年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2012)以来となった。
29歳のプリスコバは、右腕に包帯を巻いた自身の写真をフェイスブック(Facebook)に投稿し、「残念ながらしばらく競技から離れることになり、大好きなオーストラリアの大会に出場できなくなった」とつづり、「いつもより悪い日もあるけれど、時間と信じる気持ちが全てを癒やしてくれる」と書き込んだ。
プリスコバは2016年の全米オープンで準優勝に終わった後、今年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)決勝でもアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)にフルセットで敗れ、これまでグランドスラムでは一度も優勝していない。全豪オープンでは、2019年大会のベスト4入りが最高成績となっている。(c)AFP