【12月3日 AFP】21-22NBAは2日、各地で試合が行われ、メンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)がリーグ史上最多となる73点差をつけてオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)に大勝した。

 1万8400人が詰め掛けた本拠地フェデックス・フォーラム(FedExForum)での一戦で、計9人が2桁得点をマークしたグリズリーズは152-79でサンダーを下し、70点差以上で勝利したリーグ史上初のチームとなった。

 これまでの最大得点差は、1991年12月17日にクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)が148-80でマイアミ・ヒート(Miami Heat)に勝利した試合での68点差だった。

 グリズリーズは72-36で前半を折り返すと、その後も猛攻撃を続けて一時は最大78点差を記録した。

 ジャレン・ジャクソン(Jaren Jackson)がゲームハイの27得点を挙げたほか、スペイン出身のサンティ・アルダマ(Santi Aldama)が18得点、10リバウンドの活躍を見せたグリズリーズは、オールスター選手のジャ・モラント(Ja Morant)を欠きながらも、これで3連勝を記録した。

 ホームファンの前で5本中3本の3ポイントシュートを含む10本中8本のフィールドゴール(FG)を決め、計19得点をマークしたデアンソニー・メルトン(De'Anthony Melton)は「最高の気分だ」と喜び、「歴史を塗り替えることができて最高だ。地元ファンの前だからなおさらだ」とコメントし、チーム全員の勝利だと胸を張った。

 グリズリーズは、メルトンを含むリザーブ陣7人中6人が2桁得点をマークする大奮闘をみせた。

 一方、ロードでリーグ史上最大差の敗戦を喫したサンダーは、5月に本拠地で行われたインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)戦でも、ホームゲームとしては歴代ワーストの57点差で敗れていた。(c)AFP