【12月3日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は2日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の規定に従い離脱を強いられていたロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)が、検査で2度の陰性が確認されたためプロトコルをクリアしたと明かした。

 NBAは発表文の中で「24時間以上の間隔を空けて行われた2度のPCR検査で陰性が確認されたため、ロサンゼルス・レイカーズのフォワード、レブロン・ジェームズはNBAの健康・安全プロトコルをクリアした」と記した。

「11月29日に採取された最初の陽性を含め、一連の検査で相反する結果が出たため、ジェームズは当初11月30日の火曜日にプロトコルに入った」

「追加検査の結果、彼は陽性反応者ではないことが確認された」

 ワクチン接種を終えたと9月に明かしていたジェームズは、11月30日に行われたサクラメント・キングス(Sacramento Kings)戦を欠場していたが、検査で陽性になったのか、不確定な結果だったのか、それとも陽性者と濃厚接触があったのかは当時明らかになっていなかった。

 NBAはこの日、ジェームズのプロトコル入りの背景には何があったのか詳細を説明をした。

「(フロリダ州)オーランド(Orlando)での2019-20シーズンリスタートから一貫して行われている検査の実施、さらにはプロトコルに従い、最初の陽性結果をもたらした検体を2度検査したところ、二つの異なるPCRキットで一方は陰性、もう一方は陽性となった」

「結果的にジェームズは11月30日に追加の検査を行い、1度目は陰性だったが、2度目は臨床的に結論の出ない結果となった」 (c)AFP