【12月3日 AFP】サッカーデンマーク代表MFのクリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)が、6月に行われた欧州選手権(UEFA Euro)の試合中に心停止で倒れてから初めてピッチ上でのトレーニングに臨んだと、2日に同国メディアが報じた。

 世界中でテレビ中継されていた試合で卒倒した29歳のエリクセンが、死と隣り合わせの体験をしたことにサッカー界は震撼(しんかん)した。

 インテル(Inter Milan)との契約が結ばれたままのエリクセンだが、心臓ペースメーカーを入れているため、イタリア・セリエAでのプレーは認められていない。

 そうした中でエリクセンは同日、ユース時代に所属したデンマーク1部のオデンセBK(Odense BK)で練習を行ったという。

 オデンセのミカエル・ヘミングセン(Michael Hemmingsen)スポーティング・ディレクター(SD)は、エリクセンとクラブの練習場について言及しつつ、「彼にここアダーレン(Adalen)でわれわれと一緒に練習できるかと聞かれうれしく思う」と述べた。(c)AFP