首位ナポリ快勝で故マラドーナ氏を追悼、ミランはホーム初黒星
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【11月29日 AFP】21-22イタリア・セリエAは28日、第14節の試合が行われ、首位ナポリ(SSC Napoli)はホームでラツィオ(SS Lazio)に4-0で快勝。2位につけるACミラン(AC Milan)との勝ち点差を3に広げ、約1年前に亡くなったディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏に対する最高の弔いとした。
ナポリはこの日、これまで2度しかないリーグ制覇やUEFAカップ(UEFA Cup)優勝をもたらし、25日に死後1年を迎えたマラドーナ氏の追悼セレモニーを行い、観客席には国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長の姿もあった。
10という数字の上で躍動するマラドーナ氏の銅像がピッチに運ばれると、ファンはその名を叫んだ。
感動的なセレモニーに刺激を受けたナポリは、ミランがサッスオーロ(US Sassuolo)に1-3で敗れたチャンスをしっかり生かし、首位の座をキープした。
見事な形で2点をマークしたナポリのドリース・メルテンス(Dries Mertens)は「僕らはベストパフォーマンスの一つを見せた。こういった内容を繰り返す必要があるから、今は常にこういうプレーをするのが重要。きょうの内容は完璧だった」と、ライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」にコメントした。
一方、リーグ戦でのホーム初黒星を喫したミランは、3位インテル(Inter Milan)との勝ち点差が1に縮まり、前日にユベントス(Juventus)を下した4位アタランタ(Atalanta)とも4ポイント差となった。
ASローマ(AS Roma)はタミー・アブラハム(Tammy Abraham)のゴールが決勝点となり、13位のトリノ(Torino FC)に1-0で白星。アタランタと3ポイント差の5位につけている。(c)AFP/Terry DALEY