【11月27日 AFP】米製薬大手モデルナ(Moderna)は26日、南アフリカで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に対する追加接種(ブースター接種)用のワクチンを開発すると発表した。

 同社によれば、今回の決定はオミクロン株に対抗するための三つの戦略のうち一つで、戦略には既存ワクチンの投与量の増加も含まれている。

 ステファン・バンセル(Stephane Bancel)最高経営責任者(CEO)は、「オミクロン株に見られる変異は懸念事項であり、この変異株への対抗戦略を実行するため、わが社はこの数日間、可能な限り迅速に対応している」と述べた。(c)AFP