【11月26日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)は25日、グループA第5節が各地で行われ、グラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)はスパルタ・プラハ(Sparta Prague)に2-0で勝利。この結果、レンジャーズの決勝トーナメント・プレーオフ行きが決定し、ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト(Giovanni Van Bronckhorst)監督の初陣を最高の形で飾った。

 ファン・ブロンクホルスト監督は、レンジャーズがハイバーニアン(Hibernian)に1-3で敗れまさかの敗退となった21日のスコティッシュ・リーグカップ(Scottish League Cup 2021-22)準決勝をスタンドから見守っていたが、前監督スティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)氏の後任となった新指揮官はこの日、アルフレド・モレロス(Alfredo Morelos)の2ゴールで2位通過に必要だった2点差での勝利を手にした。

 一方、グループCのレスター・シティ(Leicester City)はレギア・ワルシャワ(Legia Warsaw)を3-1で下し、決勝トーナメント進出に向けて一歩前進した。

 キックオフ前まで3位に沈んでいたレスターは、パトソン・ダカ(Patson Daka)、ジェームズ・マディソン(James Maddison)、ウィルフレッド・エンディディ(Wilfred Ndidi)の得点で33分までに3点を奪い、ポーランド王者を撃破。同組の他の試合ではスパルタク・モスクワ(Spartak Moscow)がナポリ(SSC Napoli)に2-1で勝利したため、レスターが首位に浮上した。

 同組ではレスターと1ポイント差でナポリとスパルタクが並び、最下位レギアも2ポイント差となっているため、2週間後の最終節では全4チームに決勝トーナメント進出の可能性が残されている。

 レスターは、ナポリとのアウェーでの最終節で引き分ければ勝ち上がりが決まる。

 この日の他の試合ではレアル・ベティス(Real Betis)やラツィオ(SS Lazio)、ASモナコ(AS Monaco)、ガラタサライ(Galatasaray)、オリンピアコス(Olympiacos)も決勝トーナメント進出を決めた。(c)AFP