【11月22日 AFP】男子ゴルフ欧州ツアー最終戦、DPワールドツアー選手権(DP World Tour Championship 2021)は21日、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイ(Dubai)のジュメイラ・ゴルフエステーツ(Jumeirah Golf Estates)・アースコース(Earth course、パー72)で最終日が行われ、通算17アンダーで優勝を果たしたコリン・モリカワ(Collin Morikawa)が、米国勢として初の年間王者に輝いた。

 上がり7ホールで5バーディーを記録した世界ランキング2位のモリカワは最終日を6アンダーでまとめ、通算スコアを「271」とした。

 一方、最終日の終盤まで首位に立っていたロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は、15番と16番で連続ボギーに終わり後退した。マキロイは15番で、素晴らしい一打に思われたウエッジショットがピンに当たってバンカーに戻るという不運に見舞われた。その後、18番でもパーパットを外したマキロイは、通算12アンダーの6位タイに終わった。

 マキロイはスコアカードを提出しに行く際、怒りのあまり着ていたシャツを破ってしまうほどだった。

 2016年と昨年に大会を制したマシュー・フィッツパトリック(Matthew Fitzpatrick、イングランド)は最終日に猛チャージを見せたが、16番と17番で連続ボギーに終わってスコアを落とし、アレクサンダー・ビョーク(Alexander Bjork、スウェーデン)と並び通算14アンダーで2位タイとなった。(c)AFP/Joy Chakravarty