【11月11日 AFP】中国・上海で28日に開催予定だった上海国際マラソン(2021 Shanghai International Marathon)の主催者は10日、新型コロナウイルスの感染再拡大を理由に無期限延期を発表した。中国では同じ理由で北京マラソン(Beijing Marathon)と武漢マラソン(Wuhan Marathon)が延期されている。

【写真6枚】9000人が出場した昨年の上海マラソン

 中国では変異株「デルタ株」の再流行で感染が全国に広がっており、来年2月に北京冬季五輪を控える中で、ウイルス根絶を目指して厳格な措置が取られている。

 大会主催者はSNSで、「本日、われわれは慎重になる選択をした。ランナーや市民の健康と安全を選んだ」と発表。新たな日程は後日アナウンスするとした。出場予定者数に関する発表はなかったが、昨年の大会には9000人が参加した。

 中国では北京マラソンと武漢マラソンの主催者も先月、新型コロナウイルスの感染再拡大のため開催を延期すると発表していた。

 10日に報告された新規感染者数は54人で、中国の感染者数は比較的少ない数を維持しているが、政府は「ゼロコロナ」政策を掲げており、とりわけ来年2月4日から20日にかけて開催される冬季五輪への影響を懸念している。(c)AFP