【11月6日 AFP】世界バドミントン連盟(BWF)は5日、中国男子の2選手が八百長と違法賭博関連の規則に違反したとして、2年間の資格停止処分を科したと発表した。

 処分を受けたのは朱俊豪(Zhu Jun Hao)と張濱榕(Zhang Bin Rong)の2選手。

 この問題を調査したBWFのパネルによると、朱は2019年3月に行われたオルレアン・マスターズ(Orleans Masters 2019)で意図的に第1ゲームを落とすなどし、試合の結果を操作する不正を行った。

 また、この試合に勝利した朱は、同大会の試合に金を賭けていたほか、部外者に内部情報を与えていたという。

 張は同年の中国やスイス、フランスの大会で36件の賭けを行っていたと公表された。

 これらの行為は、選手による試合への賭博行為を禁止する連盟の規則に違反するものとなっている。

 ともに地域レベルの選手である2人は、処分に異議を唱えなかった。(c)AFP