【5月2日 AFP】国際バドミントン連盟(BWF)は2日、2011年の世界ジュニアバドミントン選手権大会(BWF World Junior Championships 2011)王者を含むマレーシアの2選手が八百長に関わったとして、事実上の引退となる資格停止処分を科したと発表した。

 処分を受けたのは元世界ジュニア王者で現在25歳のズルファドリ・ズルキフリ(Zulfadli Zulkiffli)と31歳のタン・チュン・シャン(Tan Chun Seang)。それぞれ20年と15年の資格停止に加え、2万5000ドル(約275万円)と1万5000ドル(約165万円)の罰金を科された。

 本件について今年2月にシンガポールで聴取を行ったBWFの倫理委員会は、2人が2013年から「長期かつ多数の大会で腐敗行為に関与」したと判定。ズルファドリに関しては、より長くにわたって多くの違反を犯し、計4試合の結果を操作したことが明らかになったとしている。

 2人の処分は、BWFによって暫定的に資格停止とされた1月12日までさかのぼって適用される。(c)AFP