南アで燃料用パイプライン停止 付近で火災 3人死亡
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【11月1日 AFP】南アフリカの東部ダーバン(Durban)郊外で10月31日早朝、国営物流会社トランスネット(Transnet)の燃料用パイプラインの近くで火災が発生し、パイプラインの稼働が一時停止された。同社によると3人が死亡した。何者かが燃料を盗もうとしたが失敗し、発火したとみられている。
パイプラインを運営するトランスネット・パイプラインズ(Transnet Pipelines)は「パイプラインを即時停止し、緊急対応計画に沿って対処した」と説明した。現在、調査が行われているという。
トランスネットの石油・ガスパイプライン網は総延長3800キロに及ぶ。ダーバンと、経済の中心地ヨハネスブルクを擁する、最大の人口を抱えるハウテン(Gauteng)州を結んでいる。
同社の広報担当者はAFPに対し、鎮火後に火災とパイプライン停止の影響を調べると述べた。
同社によると、パイプラインと周辺インフラ設備を狙った燃料の窃盗事件がこの2年間で急増している。(c)AFP