氷上のプリンスからカエル姫まで 北京冬季五輪で注目の5選手
発信地:北京/中国
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【11月8日 AFP】来年2月の開幕まで100日を切った北京冬季五輪では、ウインタースポーツ界最大のビッグネームたちが出場する。そこでAFPスポーツは、五輪を盛り上げるとみられる注目のスター選手5人を紹介する。
■羽生結弦(Yuzuru Hanyu)、フィギュアスケート男子
「氷上のプリンス」と呼ばれる羽生はまだ26歳の若さだが、すでに五輪のフィギュアスケートで男子シングル3連覇の可能性がある。
羽生の演技終了後には常に、ファンの叫び声と共に「くまのプーさん(Winnie the Pooh)」のぬいぐるみが降り注ぐが、プーさんは中国の習近平(Xi Jinping)国家主席に似ているとしてやゆするのに用いられることがあり、今回はデリケートな問題になる可能性もある。
北京五輪を観戦できるのは国内客に限られるが、中国政府は羽生が大声援を受けられることを保証。こうした政府の介入は、同選手がいかにビッグスターであるかを物語っている。
■アイリーン・グー(Eileen Gu、中国)、フリースタイルスキー女子
米国人の父と中国人の母の間に米カリフォルニア州で生まれたグーは、中国代表として臨む北京冬季五輪で、間違いなく大会の顔の一人になるとみられる。
まだ18歳のグーはモデルとしても活躍しているほか、優秀な学生でもある。中国では「谷愛凌(Gu Ailing)」の名で知られ、熱狂的な人気を誇っている。緑色のヘルメットを着用したことから、現地メディアでは親しみを込めて「カエル姫」と呼ばれている。