【10月27日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間27日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は496万994人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億4446万4760人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 26日には世界全体で新たに8023人の死亡と46万5674人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1415人。次いでロシア(1123人)、ウクライナ(692人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに73万8883人が死亡、4561万6157人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は60万6246人、感染者数は2174万8984人。以降はインド(死者45万5653人、感染者3421万5653人)、メキシコ(死者28万6888人、感染者378万8986人)、ロシア(死者23万3898人、感染者835万2601人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの607人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(348人)、北マケドニア(339人)、ブルガリア(336人)、モンテネグロ(330人)、ハンガリー(317人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が151万6784人(感染4578万6808人)、欧州が138万3562人(感染7317万8050人)、アジアが86万5732人(感染5559万5483人)、米国・カナダが76万7678人(感染4731万7789人)、アフリカが21万7319人(感染847万9499人)、中東が20万7230人(感染1385万9381人)、オセアニアが2689人(感染24万7755人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP