【10月27日 AFP】21MLBは26日、ワールドシリーズ(7回戦制)が開幕し、アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)が6-2でヒューストン・アストロズ(Houston Astros)に大勝。ホルヘ・ソレーア(Jorge Soler)の先頭打者本塁打やアダム・デュバル(Adam Duvall)の2点本塁打などで初戦をものにした。

 1999年以来のワールドシリーズで、1995年以来の王座を狙うブレーブスは、37歳の先発チャーリー・モートン(Charlie Morton)が力強い立ち上がりを見せると、ミニッツメイドパーク(Minute Maid Park)に集まった約4万人の敵地のファンの前で打線が序盤から花火を打ち上げ、3回までに5点の大量リードを築いた。最後は9回、守護神ウィル・スミス(Will Smith)がマイケル・ブラントリー(Michael Brantley)を二塁ゴロに仕留めて逃げ切った。

 しかし勝利には、モートンの離脱という代償も伴った。モートンは打球を受けた際に右脚の腓骨(ひこつ)を骨折して早々に交代を強いられ、シリーズ中の復帰は絶望的となった。

 一方、2019年はワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)に3勝4敗で敗れて世界制覇を逃し、ここ5シーズンで3回目のワールドシリーズに進出してきたアストロズだったが、シリーズ初出場の先発フランバー・バルデス(Framber Valdez)が8安打を浴びて5失点を喫し、わずか2回での降板を強いられた。

 第2戦は同じくアストロズのホームで27日に行われる。(c)AFP