【10月24日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間24日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は494万1032人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億4327万300人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 23日には世界全体で新たに6072人の死亡と39万4025人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはロシアの1072人。次いで米国(590人)、インド(561人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに73万5801人が死亡、4542万7539人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は60万5457人、感染者数は2172万3559人。以降はインド(死者45万4269人、感染者3417万5468人)、メキシコ(死者28万6259人、感染者378万1661人)、ロシア(死者23万600人、感染者824万1643人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの607人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(345人)、北マケドニア(338人)、ブルガリア(331人)、モンテネグロ(328人)、ハンガリー(316人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が151万4642人(感染4571万8783人)、欧州が137万3413人(感染7244万9471人)、アジアが86万2678人(感染5545万5754人)、米国・カナダが76万4541人(感染4712万4343人)、アフリカが21万6752人(感染846万5317人)、中東が20万6339人(感染1381万4060人)、オセアニアが2667人(感染24万2573人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP