【10月24日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)の主催者がAFPのインタビューに応じ、国外から120万人が観戦に訪れることを期待し、従来型のホテルの他に「革新的」な宿泊施設も使ってもらう予定だと話した。

 大会組織委員会に当たる引き渡し・遺産最高委員会(Supreme Committee for Delivery and Legacy)のファトマ・ヌアイミ(Fatma al-Nuaimi)コミュニケーション部長は、「W杯の開催期間中、世界中から120万人以上が訪れることを期待している」と話した。

 宿泊には、すでに利用できるホテルに加えて「革新的かつ一時的な」別の解決策を使うという。クルーズ客船やアパートメントホテル、砂漠の雰囲気を生かしたファンビレッジ、民泊などが検討されている。

 カタールは以前、大会期間中、さらには大会前後の数か月で150万人もの観光客が訪れる見込みだと話していた。

 一部のファンや解説者は、保守的な国で開催されるカタール大会では、これまでのW杯と同じような体験ができないのではないかという不安を抱いているが、ヌアイミ氏は、カタールには飲酒の文化はないものの「アルコール飲料は指定のエリアで購入可能」だと話している。(c)AFP/Joseph ABI CHAHINE