【10月20日 AFP】フランスの高級ファッションブランド「ディオール(Dior)」は、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2021)女子シングルスの新女王に輝いたエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)を新たなアンバサダーに迎えると発表した。

 宝飾品ブランドのティファニー(Tiffany)とも契約して、A級セレブの仲間入りを果たした10代のラドゥカヌは、デザイナーのマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)氏が手掛けるディオールの女性用衣類やスキンケア用品、メーキャップ用品の広告塔を務めることになる。

 映画「007」シリーズの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time To Die)』の試写会に、ラドゥカヌはディオールのドレスを着て登場していた。

 全米オープンを制してから初めて出場した今月初めのBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2021)では初戦敗退となったラドゥカヌは、ロシア・モスクワで今週行われているクレムリン・カップ(Kremlin Cup 2021)を欠場しており、父の母国ルーマニアで開催される来週のトランシルバニア・オープン(Transylvania Open 2021)で、実戦復帰を果たす予定となっている。(c)AFP