【10月13日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)欧州予選は12日、各地で第8節の試合が行われ、グループAのポルトガルはクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がハットトリックを記録するなどし、ルクセンブルクを5-0で下した。

 5分間で2本のPKを決めたロナウドは、87分にも追加点を挙げて代表キャリア10度目のハットトリックを達成。ポルトガルはブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)とジョアン・パリーニャ(Joao Palhinha)にもゴールが生まれた。

 同組の他の試合では、セルビアがホームでアゼルバイジャンに3-1で勝利し、ポルトガルに1ポイント差をつけて首位の座をキープしている。

 イタリア・セリエAのフィオレンティーナ(Fiorentina)に所属し、欧州のビッグクラブも関心を寄せ始めている21歳のドゥシャン・ブラホビッチ(Dusan Vlahovic)が2ゴールを奪ったセルビアは、ドゥシャン・タディッチ(Dusan Tadic)がチームの3点目を挙げた。

 グループB首位のスウェーデンはギリシャを2-0で下し、2位スペインとの勝ち点差を2のままとした。

 グループFでは、1998年大会以来の本大会出場に向けて勝利が絶対に必要だったスコットランドがフェロー諸島に1-0で勝利。残りがあと2試合になる中、プレーオフ進出にあと1勝と迫った。

 グループCのスイスは、ブリール・エンボロ(Breel Embolo)の2得点などでリトアニアに4-0で快勝し、首位争いに踏みとどまった。スイスはイタリアと14ポイントで並んでいるが、得失点差で2位につけている。

 グループDのウクライナはボスニア・ヘルツェゴビナと1-1で引き分け、世界王者フランスに次いで2位となっている。

 同組ではフィンランドがカザフスタンを2-0で下し、ウクライナに1ポイント差と迫った。この試合で2得点を挙げたテーム・プッキ(Teemu Pukki)はこれで代表通算33ゴールとなり、ヤリ・リトマネン(Jari Litmanen)氏を抜いて同国の歴代最多得点記録を更新した。(c)AFP