【10月13日 CNS】中国国家鉄路集団は11日、第4四半期の列車運行ダイヤを開始。乗客輸送と貨物輸送サービスの効率化をそれぞれ進め、鉄道網を通じた新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組んだ。

 北京ー大連(Dalian)間の高速鉄道は1日9往復とし、ピーク時は1往復を増発。北京朝陽駅-大連北駅間の運行時間を最短3時間51分に短縮する。高速鉄道「復興号(Fuxinghao)」が全国31の省、自治区、直轄市をカバーし、路線によって時速160キロから350キロの速度で走行する。中国と欧州を結ぶ列車「中欧班列」の運行プランを最適化し、欧州23か国の174都市に向かう路線を5本増やし、78本にする。

 工事が順調に進めば年内に湖南省(Hunan)の張家界市(Zhangjiajie)と吉首市(Jishou)、懐化市(Huaihua)を結ぶルートと、黒竜江省(Heilongjiang)の牡丹江市(Mudanjiang)とジャムス市(Jiamusi)を結ぶ高速鉄道が開通し、鉄道網はさらに改善される。(c)CNS/JCM/AFPBB News