【10月11日 AFP】サッカーブラジル代表FWのネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は10日、「これ以上サッカーに向き合う精神力」があるか分からないため、来年のW杯カタール大会(2022 World Cup)が自身最後の大会になるだろうと述べた。

 29歳のネイマールはライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に「最後のW杯になると思う」と語り、「これ以上サッカーに向き合う精神力があるか分からないから、最後の大会だと思ってプレーする」と続けた。

 W杯に2度出場し、同国の歴代得点ランキングでペレ(Pele)氏に次いで2位につけているネイマールは、2026年大会(2026 World Cup)開催時には34歳になっている。

「万全の状態で2022年のW杯に出場し、母国に優勝をもたらすという小さい頃からの最大の夢をかなえるために全力を尽くす」

 自国開催となった2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でネイマールは4得点をマークしたが、背中のけがで離脱を強いられるとブラジルは準決勝でドイツに1-7と大敗を喫した。また、その4年後に行われたW杯ロシア大会(2018 World Cup)でもベルギーに敗れ準々決勝敗退となった。

 これまでのところ、ネイマールが代表チームで獲得したタイトルは2013年のコンフェデレーションズカップ2013(Confederations Cup 2013)と2016年のリオデジャネイロ五輪のみとなっている。

 ブラジルは2019年のコパ・アメリカ(2019 Copa America)を制したが、このときはネイマールがメンバーに入っておらず、今年の大会(2021 Copa America)は決勝でアルゼンチンに敗れた。(c)AFP