バルサ会長、メッシの「無給」奉仕に期待 退団前を回顧
発信地:マドリード/スペイン
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【10月9日 AFP】サッカースペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のジョアン・ラポルタ(Joan Laporta)会長は8日、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)が退団の決意を翻して無給でのプレーを申し出ることに期待していたと明かした。
リーグの厳格なサラリーキャップを理由にバルセロナがメッシとの契約を更改しないと決めた後、同選手は8月にフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)へ移籍した。
ラポルタ会長は地元ラジオ局RAC1に対して、「互いにこれ以上は無理だと悟る時期が到来した。双方が失望した」と明かし、「彼は残りたがっていたが、向こうは受けていたオファーからの大きな重圧も抱えていた。残留しないなら、行き先はPSGになるとメッシ側は分かっていた」と述べた。
また、「メッシが翻意して無給でプレーすると言ってくれることを期待していた」と続け、「そうなってくれたらうれしかったし、良かったと思う。リーグも承認するだろうと私は理解していた。しかし、メッシほどの選手にそうしてくれと頼むことはできない」と語った。(c)AFP/Tom ALLNUTT