【10月7日 CGTN Japanese】中国では国慶節連休(1~7日)も終わりに近づき、帰省や旅行から戻る人にとってPCR検査の受検が一般的となっています。

 連休期間中、新型コロナウイルスの感染は基本的に抑え込まれています。新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)や黒竜江省(Heilongjiang)ハルビン市(Harbin)などで新規感染者が確認されましたが、国内のほぼ全域を自由に旅行できます。各地では、省外から戻った人に対し、自主的にPCR検査を受けるよう勧めています。

 広東省(Guangdong)広州市(Guangzhou)や河南省(Henan)鄭州市(Zhengzhou)、上海市などでは、PCR検査の受検の他に14日間の健康観察を勧めています。新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州のコルガス市やグルジャ市に滞在歴のある人に対しては、戻ったら直ちに居住地や勤務先に報告するよう求めています。

 PCR検査を受けられる場所はたくさんあり、ネット上で予約すれば並ばずに受検できます。検査結果は数時間後にスマートフォンのアプリに表示されるので、現地で結果を受け取る必要はありません。連休終了後にPCR検査の陰性証明書を持参して出勤したほうが自分も周りも安心できるという考えが一般的になっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News