【10月6日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間5日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は480万5049人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億3530万7680人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 4日には世界全体で新たに6424人の死亡と43万1818人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2052人。次いでロシア(895人)、ウクライナ(317人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに70万3285人が死亡、4385万2265人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は59万8152人、感染者数は2147万8546人。以降はインド(死者44万9260人、感染者3385万3048人)、メキシコ(死者27万9106人、感染者368万4242人)、ロシア(死者21万1696人、感染者763万7427人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの605人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(327人)、北マケドニア(323人)、ハンガリー(313人)、モンテネグロ(309人)、ブルガリア(303人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が149万4233人(感染4509万2618人)、欧州が132万705人(感染6846万8513人)、アジアが84万4654人(感染5428万859人)、米国・カナダが73万1248人(感染4548万6339人)、アフリカが21万1565人(感染832万6104人)、中東が20万405人(感染1346万3189人)、オセアニアが2239人(感染19万62人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP