【10月4日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間4日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は479万8207人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億3485万860人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 3日には世界全体で新たに4232人の死亡と29万9253人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはロシアの883人。次いで米国(246人)、イラン(229人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに70万1176人が死亡、4368万3179人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は59万7948人、感染者数は2146万8121人。以降はインド(死者44万8997人、感染者3383万4702人)、メキシコ(死者27万8801人、感染者368万1960人)、ロシア(死者21万801人、感染者761万2317人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの605人。次いでボスニア・ヘルツェゴビナ(324人)、北マケドニア(322人)、ハンガリー(313人)、モンテネグロ(308人)、ブルガリア(302人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が149万3343人(感染4506万6619人)、欧州が131万8289人(感染6831万2653人)、アジアが84万3800人(感染5421万342人)、米国・カナダが72万9124人(感染4531万5472人)、アフリカが21万1357人(感染831万8366人)、中東が20万66人(感染1343万9750人)、オセアニアが2228人(感染18万7658人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP