【10月6日 CNS】中国では近年、ミルクティーをはじめとしたティードリンクが流行している。ブランド企業は急速に拡大し、特色あるフレーバーを売り物にする新興ブランドも相次いで登場。ティードリンク市場はアップグレードを続け、「3.0」時代を迎えていると言われている。

 調査会社のMob研究院が発表したティードリンク業界のリポートによると、初期の「1.0」時代は、街角のドリンクスタンドがインスタント粉末に熱湯をかけたミルクティーを売るのが主流だった。「2.0」時代は茶葉を使ってミルクやフルーツを加えるようになり、チェーン店も登場してきた。

 そして「3.0」時代を迎えた今、ミルクティーは実店舗とインターネットの両方で売られるように。実店舗は繁華街の中心に進出し、おしゃれな内装を施している。国産の新興ブランドが次々と出現し、高品質の茶葉を使ったオリジナル商品をこぞって開発。温かいお茶という伝統的概念を打ち破った水出し茶やアイスドリップティーが人気となり、新鮮なフルーツや仙草ゼリーを加えて味わいを豊かにしている。

 ティードリンク市場は2021年に1000億元(約1兆7213億円)を突破し、店舗数は50万店を超える見通し。ブランドの定着とともに投資が持続的に行われることで、今後5年間は成長率20%以上を継続すると予想されている。新型コロナウイルスの影響で店舗数は2020年に2万店減少したが、2021年には回復する見込みだ。

 今後は、スマートフォンのアプリからミルクティーを注文することが主要なスタイルになる可能性がある。新しいティードリンクは、「健康」や「国潮(中国の伝統文化)」をキーワードにした商品が人気のポイントとなってきている。激しい競争から抜け出すため、コーヒーやパンなどを並行販売する動きもある。

 ティードリンクの消費者は健康意識が高く、低糖商品を選ぶ傾向が強い。統計によると、消費者のうち女性は6割以上で、18〜34歳が7割以上を占める。主にホワイトカラーで月収は3000~1万元(約5万円~17万円)が多く、平均して月に2〜3回消費している。(c)CNS-北京青年報/JCM/AFPBB News