【9月29日 AFP】米当局は28日、国内の主要27空港に、航空機が搭乗ゲートを離れるタイミングを計算するソフトウエアを導入すると発表した。滑走路でのアイドリングを減らし、環境への影響を軽減する狙いがある。

 ソフトウエアは、米航空宇宙局(NASA)と米連邦航空局(FAA)が開発した。

 ノースカロライナ州のシャーロット・ダグラス国際空港(Charlotte Douglas International Airport)で実施された試験では、1年で燃料100万リットル以上を削減できることが分かった。これは、ボーイング(Boeing)737型機がニューヨーク・シカゴ間を185回飛行するのに相当する。

 さらに4年間で916時間分の遅延が改善される見込みで、3600便以上の滑走路での待機時間が15分短縮される計算になる。

 FAAのスティーブ・ディクソン(Steve Dickson)局長は、航空管制官は現在「航空会社の運航予定は把握しているが、正確な離陸時間は飛行機が駐機場の特定の場所に着き、管制官と話をするまで分からない」と述べた。

 航空業界は、地球温暖化の原因となる温室効果ガス排出量の最大3%を占めている。(c)AFP