【9月22日 AFP】21-22イタリア・セリエAは21日、第5節の試合が行われ、王者インテル(Inter Milan)は先制されながらもフィオレンティーナ(Fiorentina)に3-1で逆転勝利し、暫定ながら首位に浮上した。

 敵地での試合に臨んだインテルは、勢いを取り戻したフィオレンティーナ相手に劣勢を強いられ、リッカルド・ソッティル(Riccardo Sottil)に先制点を決められると0-1で前半を折り返した。

 しかし、後半開始直後にマッテオ・ダルミアン(Matteo Darmian)とエディン・ジェコ(Edin Dzeko)が立て続けにゴールを奪うと、終盤にはイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)も追加点をマークした。

 激しい一戦に勝利し、開幕からの無敗を5試合にまで伸ばしたインテルが13ポイントで首位に立った一方で、試合前まで好調だったフィオレンティーナは手痛い2敗目を喫した。

 ASローマ(AS Roma)からの移籍後、これが新天地での4点目となったジェコはライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に対し、「われわれは非常に良いチームであり、きょうの試合は偉大なチームが勝利するときのものだった。前半は間違いなく苦戦したが、ハーフタイムを0-1で折り返せたのは助かった」とコメントした。

「後半はより堅実だったし、後半には試合を変える2点を決められた」

 インテルと1ポイント差の2位ナポリ(SSC Napoli)は23日、開幕5連勝を目指してサンプドリア(Sampdoria)とのアウェーゲームに臨む。

 また、アタランタ(Atalanta)は前半にロビン・ゴセンス(Robin Gosens)とダヴィデ・ザッパコスタ(Davide Zappacosta)がゴールを挙げ、サッスオーロ(US Sassuolo)との接戦に2-1で勝利。ACミラン(AC Milan)と10ポイントで並んだアタランタは、25日にアウェーでインテルとの試合を控えている。(c)AFP/Terry DALEY