【9月19日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは18日、第5節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)はサディオ・マネ(Sadio Mane)がクラブ通算100得点目をマークするなどクリスタルパレス(Crystal Palace)に3-0で快勝。アーセナル(Arsenal)は1-0でバーンリーFC(Burnley FC)を下し、ミケル・アルテタ(Mikel Arteta)監督にかかる圧力を軽減した。

 マネは43分、コスタス・ツィミカス(Kostas Tsimikas)のCKにモハメド・サラー(Mohamed Salah)が頭で合わせ、相手GKビセンテ・ガイタ(Vicente Guaita)が弾いたボールに詰めてリバプールで公式戦100点目を記録。パレス戦では9試合連続となるゴールを決め、相性の良さを見せつけた。

 78分にサラーが加点したリバプールは、最後はナビ・ケイタ(Naby Keita)の美しいボレーで締めくくった。スタートダッシュに成功したリバプールは、5試合を終えて12得点1失点を記録している。

 第3節を終えて最下位に沈んでいたアーセナルは、ノリッジ・シティ(Norwich City)とバーンリーに連勝して13位まで順位を上げた。

 アーセナルは30分、昨季期限付きで加入し、先月スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)から完全移籍したマルティン・ウーデゴール(Martin Odegaard)が直接FKを沈めてアウェーで勝利した。

 アーセナルは後半、GKアーロン・ラムズデール(Aaron Ramsdale)がマテイ・ビドラ(Matej Vydra)を倒したとして一度はPKを宣告されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定によってジャッジが覆り、命拾いした。

 王者マンチェスター・シティ(Manchester City)は、本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)で精彩を欠いてサウサンプトン(Southampton FC)と0-0で引き分け、勝ち点を取りこぼした。

 ジョン・モス(Jon Moss)主審は後半、ペナルティーエリア内でアダム・アームストロング(Adam Armstrong)を倒したとしてカイル・ウォーカー(Kyle Walker)にレッドカードを提示してPKを指示。シティは絶体絶命となったが、VARのチェックにより主審は二つの判定を取り下げた。

 アストン・ビラ(Aston Villa)はホームでエバートン(Everton)に3-0で勝利。今季4戦負けなしだった相手に土をつけた。(c)AFP/John WEAVER