【9月17日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)に所属するナタン・アケ(Nathan Ake)は16日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)で自身初ゴールを決めた直後に父が亡くなったと明かした。

 シティがRBライプツィヒ(RB Leipzig)を6-3で下したグループAの第1節で、アケは16分に先制点をマークした。

 しかし、末期症状に苦しんでいたとみられている父モイズ(Moise Ake)さんがゴール直後に亡くなったことで、26歳のアケにとって輝かしい瞬間は悲しみを帯びた。

 オランダ代表のアケはインスタグラム(Instagram)に「ここ数週間は人生で最も困難なものだった。父の容体は非常に悪く、可能な治療はもう他になかった」と記した。

「困難なときを経て、きのう(15日)チャンピオンズリーグ初ゴールを決めたが、それからわずか数分後、父は母ときょうだいに見守られながら静かに息を引き取った」

「父は私がプレーしているのを見ることでいつも誇らしく感じ、幸せな気持ちになっていたから、そうなるのは運命だったのかもしれない。あなたが常に一緒にいて、これからもずっと私の胸の中にい続けることは分かっている。父さん、この得点はあなたのためのもの」 (c)AFP