【9月12日 AFP】21-22フランス・リーグ1は11日、第5節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はW杯カタール大会(2022 World Cup)南米予選を戦ったリオネル・メッシ(Lionel Messi)とネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が欠場したが、アンデル・エレーラ(Ander Herrera)の2得点などで昇格組のクレルモン・フット・オーヴェルニュ63(Clermont Foot Auvergne 63)を4-0で下した。

 元スペイン代表MFエレーラは20分にヘディングで先制点を挙げると、31分にもゴール前に詰めて加点。さらにフランス代表で痛めたふくらはぎのけがが癒えたキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)がクレルモンのディフェンスラインを破って3点目を挙げると、最後はイドリッサ・ゲイェ(Idrissa Gueye)がヘディングで4点目を決めた。

 マウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督率いるPSGは開幕5連勝を飾り、12日に低迷するスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)戦を控える2位アンジェSCO(Angers SCO)に5ポイント差をつけた。

 指揮官は15日に敵地で行われるクラブ・ブルージュ(Club Brugge)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)グループステージ初戦に向け、アルゼンチン代表のメッシとアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)、そしてブラジル代表のネイマールに休養を与えた。

「彼らはきのう(10日)の午後に着き、きょう練習に参加した。遠征の疲れはあったが、身体的な問題がない状態で元気に帰ってきてくれてうれしい」

 オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseill)は、セネガル人FWバンバ・ディエン(Bamba Dieng)が全得点をマークして2-0でASモナコ(AS Monaco)を下した。ホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)監督率いるマルセイユは、PSGより試合の消化が一つ少ない中、首位を5ポイント差で追っている。(c)AFP/Martyn WOOD