【9月7日 AFP】オーストラリアのアウトバック(Outback)と呼ばれる内陸部で3日前から行方不明となっていた3歳の自閉症の男の子が6日、小川で泥水をすくっているところを発見され、無事保護された。男の子の捜索に全国から注目が集まっていた。

 行方不明になっていたのは、シドニーから北西に約150キロ離れたニューサウスウェールズ(New South Wales)州の村プッティー(Putty)に住むAJ・エルファラック(AJ Elfalak)ちゃん。

 家族が3日朝、警察に届け出て、サーモグラフィーを搭載したヘリコプターや騎馬隊による捜索が続けられていた。

 母親のケリー・エルファラック(Kelly Elfalak)さんは7日、自宅で報道陣の取材に応じ、「息子が無事で、私たちと一緒にいる。大事なのはそれだけだ」と語り、感謝の言葉を述べた。

 ケリーさんによると、AJちゃんはわずかなかすり傷と打撲があるだけだという。

 ニューサウスウェールズ警察によると、複雑な地形のため捜索は難航した。AJちゃんは自宅から数百メートルの場所で、小川に座り、水を飲んでいたところをヘリにより発見された。

 ヘリから撮影された映像には、岩だらけの小川の泥水に座るAJちゃんが、手で水をすくって顔にかけたり、飲んだりする様子が捉えられていた。

 報道によると、AJちゃんは近くのメイトランド病院(Maitland Hospital)で手当てを受けた後、帰宅した。病院は取材に応じなかった。(c)AFP