【9月5日 AFP】21F1第13戦オランダGP(Dutch Grand Prix 2021)は4日、予選が行われ、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が母国レースのポールポジションを獲得した。

 1985年以来、36年ぶりの開催となったオランダGPで、ベルギー生まれのオランダ人であるフェルスタッペンは1分8秒885の最速タイムを記録。メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)に0秒038差で競り勝ち、オレンジ色の海をつくり、大歓声を上げるほぼ満員の観客を沸かせた。

 前日のフリー走行で審議対象となり、グリッド降格の可能性もあったフェルスタッペンだが、結局処分は逃れ、ここ7戦で6回目のポールポジションを獲得している。

 フェルスタッペンは「ここでポールポジションを取れて最高の気分だ」と喜び、「観客は信じられなかった。マシンも非常に良い感触で、このサーキットも走りやすかった。本当にクールだった」と続けた。

 メルセデスのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)が3番手、アルファタウリ(AlphaTauri)のピエール・ガスリー(Pierre Gasly)が4番手に入り、フリー走行で好調だったフェラーリ(Ferrari)勢のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)とカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が3列目を占めた。(c)AFP