【9月1日 AFP】中国首都北京で1日、同国初となる米系テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ(Universal Studios)」の試験営業が行われた。来園者らは早朝から長蛇の列をつくった。

 同園は「ハリー・ポッター(Harry Potter)」や「ジュラシック・ワールド(Jurassic World)」などの人気映画シリーズをベースにした乗り物が売りで、ホテル2軒とショッピング街を含むリゾートの一部となっている。

 世界で五つ目の「ユニバーサル・スタジオ」となる同園の試験営業では、企業向けの特別招待状を持つ人のみに入場が許された。

 園内では顔認証技術を用いて、ロッカーの開閉や食事の支払いができる他、紙のチケットなしで乗り物の優先レーンに並ぶこともできる。

 正式開業は20日。国営メディアの報道によると、開業日発表後の8月30日には、旅行予約サイト「携程旅行(Ctrip)」で同園の検索件数が800%増加したという。

 9月1日の来場者には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状がないことを自己申告し、入場時に体温測定カメラの前に立つことが求められた。(c)AFP